オーガニック・エシカル・サステナブル?違いを知りたい!

オーガニック・エシカル・サステナブル? エシカル-サステナブル

「自然に沿った暮らし」や「ナチュラルライフ」と言っても、その界隈に溢れる知らないカタカナを前に(ちょっとワタシにはムリかも…)となること、ありませんか。

関心はあるのに、億劫になってしまう…。

そんなかつての私のような方のために、そこからWeb媒体でサステナブルな暮らしの連載を持ったり、ゼロウェイストのコラムを書いたりするようになった自然派ライターの私が理解している、オーガニック・エシカル・サステナブルの違いをお伝えします。

Organic(オーガニック)とは

オーガニック・エシカル・サステナブル?

Organic/オーガニックを直訳すると「有機」「有機栽培」になります。

つまりオーガニックとは農薬や化学肥料に頼らず、土壌の力を引き出し、自然環境への負担をできる限り少なくする農法のことを指します。自然の循環システムを守り、人にも地球にも優しいのが特徴です。

もしあなたがジブリファンなら「おもひでぽろぽろ」でタエコのお相手役となるトシオが、出会ったばかりのタエコに有機農業の説明をしているシーンが思い浮かぶかもしれませんね!「ちょっとかっこいい農業のことです」というセリフとか。笑

ただ一般的には、それらの農法で作られた野菜や果物のことも併せて、広くオーガニックと呼んでいます。

さらに最近では農作物に留まらず生活に関わるもの、コスメやファッションまたライフスタイルを表現する際にもオーガニックという言葉は使われています。

オーガニックについては以前、こちらの記事でも書いています。

地球や人に優しい「オーガニック」とは?農法だけではない、毎日健やかに過ごすヒント
オーガニックな暮らし、していますか。オーガニックが好きな人も、まだよくわかっていないけど興味があるという人も、オーガニックをもっとよく知ることで、あなたらしい目利きができるようになるはず!オーガニックってそもそも何なのか、その魅力を掘り下げ...

Ethical(エシカル)とは

オーガニック・エシカル・サステナブル?

エシカル=ethical、日本語にすると「倫理的な」「道徳上の」という意味。

良識的に考える、多くの人が考える社会的な手本のことです。

エシカルという言葉の明確な定義はありませんが、今日本で認識されている意味としては「人や自然環境、社会に配慮した考えや行動」と捉えていいと思います。

例えば、製造の工程で地球環境に負荷が掛かっていないか、作り手には正当な対価が支払われているかなど、そういうモノづくりの背景にまで想いを巡らすということ。

そういう基準でする消費活動を、エシカル消費と言います。

Sustainable(サステナブル)とは

オーガニック・エシカル・サステナブル?

サステナブルとは「継続可能な」という意味。地球の限りある資源を大切に使い、なるべくいい状態で未来に繋いでいくことで、その考え方や活動、暮らし方に使う言葉です。

私たちができることの具体例としては、環境負荷を最低限に抑える工夫をしたエコフレンドリーな商品を購入したり、フェアトレードの商品を購入したり、なるべくごみ(特にプラスチック)を出さないよう工夫(フードロス対策含む)をしたりなどがそれに当たります。

ここでまたエコフレンドリーやフェアトレード、フードロスなどのカタカナ用語が出てきましたね。苦笑。でも大丈夫!「オーガニックマインド」を読んでいただければ、少しずつ理解していただけるような内容にしていくのでご安心を。

すべてが重なり合って存在する

オーガニック・エシカル・サステナブル?

オーガニック、エシカル、サステナブルのそれぞれの意味を、少しは理解していただけたでしょうか。とはいえこれらの言葉や概念は単体で存在することはなく、すべてが隣り合わせとなり存在していると言えます。

オーガニック栽培で育てられた野菜を買うことはエシカル消費だし、オーガニック栽培の野菜を食べることもエシカル消費をすることも、サステナブルなのです。

今はまだ、一見難しく感じたとしても大丈夫。これらの概念を一度浸透させてしまうと、つまり「オーガニックマインド」を自分のものにしてしまうと、難しく考えずとも自然とそちらを選ぶクセがついていきますから。笑

とにかく楽しみながら暮らしに取り入れていくのが一番!

まずはオーガニックについて、それが理解できたらエシカル、サステナブルと順番に理解を深めていくと頭のなかがスッキリするかもしれませんよ。

love.

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