足さない、混ぜない、薄めない。「unito(ユニト)」のエシカル原料美容液とは

unito エシカル-サステナブル

自然に沿った暮らしを進めていくと、気になるのがコスメやスキンケアのこと。

もちろん自分の肌に直接乗せるものだから原料にはこだわりたい、しかも使い続けるものだからごみとなる予定の容器にも配慮したい…。

それらの願いを一度に叶えてくれる化粧品と出会いました!

その名も、unito(ユニト)

今回はunitoのこだわりのポイントから、開発秘話までを掘り下げて紹介します。今後のスキンケアの選択肢にぜひ加えてもらいたいおすすめのブランドです。

エシカルな化粧品「unito(ユニト)」

unitoが生まれた背景には、まだ使えるのに廃棄されてしまうコスメロス問題があり、スキンケアブランドとして「捨てられないコスメを作る」ことはもちろんですが、さらに製造過程や購入後に出る廃棄物まで心を配って作られました。

「食べ物の栄養を丸ごといただく」というホールフードの考え方をベースに、廃棄物を極力出さない製法、環境に配慮したパッケージを採用するなど、とてもエシカルなスキンケアブランドなのです。

【unito エシカルポイント】

・すべての原料素材は自然界にあるものから
・添加物(※)不使用
・原料を丸ごと使用/ホールフードの概念
・動物実験なし/Cruelty Free(クルエルティフリー)
・容器や包装は環境に配慮してシンプルに
・少量生産、過剰在庫の削減

(※)防腐剤、鉱物油、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、エタノール

「完然無添加」が意味するもの

「まるで食べ物を選ぶように、スキンケアも選び方を変えていきたい」という目的で、新しいスタンダードを創りたいと2021年4月に誕生したunito。

大きな特徴は、ホールフードの概念を踏まえた化粧品作り。そのため原料選びは厳しく設けた、品種や産地、製法、旬などさまざまな条件をクリアしたものだけを選んでいます。

さらに直接肌(角質層まで)に届けるものだからと、原料の力を最大限に引き出すだけでなく、余計なものを加えない「完然無添加(※)」を実現!そのため原料ベースであるunitoの美容液は、自分の肌に合うものがわかりやすく選べるのも特徴です。

※1 完然無添加とは、自然の力を活かし、自然の知恵を用いた抽出方法や保存方法を選択し、防腐剤、鉱物油、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、エタノールを含まずに化粧品を作り届けること

「つかう責任つくる責任」

2030年までの達成を目指す持続可能な開発目標、SDGsとの関連において、unitoのマネージャーである吉田栞さんはこう言いました。

「目標12『つかう責任つくる責任』は私たちメーカーの責任も含まれます。顔が見える生産者さんの原料を使ったunitoの美容液は、食品選びと同じ考え方。生産者さんたちとの関係性や生産環境も、持続可能なものにしたいと考えています」(吉田さん)。

まさに原料が主役の商品のため、生産者さんとの関係性はお互いにとってよりいい形に進化することを目指すのだとか。

「unitoのものづくりでは、生産者さんに手作業を依頼しています。自然環境の負担にならないように配慮したものづくりですが、それがかえって生産者さんや農家さんの負担になっていないか」が、課題のひとつだと吉田さんは言います。

「unitoがもっと大きなブランドとなり、新たなブランドや名産を生み出したいですね!そうすれば、地域創生や雇用の増加など生産地へもなにかしらのお返しができるので…」(吉田さん)。

商品に想いを乗せたい

unitの始まりは、実はクラウドファンディングだったそう!

makuakeのページには吉田栞さんの想いや、開発秘話などが赤裸々に綴られています。関心のある方は、ぜひ!

「自分の想いから始まったunito。同じような肌悩みの人の期待や応援を背負っているのはもちろん、生産者さんの想いなど、さまざまな想いを乗せた商品作りをしたいと思っています」(吉田さん)。

なりたい肌に対応したバリエーション

15種類の美容成分をベーシックケアとして5種のプラセンタ、今起きている肌悩みにアプローチする6種の原料、そして4種のオイルケアを展開し、さまざまな肌のニーズに応えています。

美容液のサイズは5ml、10ml/20ml/30ml/50mlとわかりやすくシンプルなのも魅力。過剰在庫を抱えることなく、簡易なパッケージで発送するため、過剰なごみを出さないのもエシカルなポイントですね。

unito式スキンケアとは

洗顔後の肌に「原料美容液」を使用後、いつものスキンケア、最後に「美容液オイル」でフタをするのがシンプルな使い方です。

「一滴一滴が強ければお手入れは最小限でいい」というunitoの想いが、お手入れ方法にも浸透しています。

美容成分を濃厚なまま届けるには原料美容液のみで。吉田さんのおすすめは「ブースターエッセンス」と併用する方法。ナノカプセルが肌の角質層まで美容成分を浸透させてくれるため、美容液兼化粧水となりスキンケアの時短にもなります。

「新芽アロエベラ」

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2,200円(税込)/5ml、4,180円(税込)/10ml~

unitoの看板商品ともいえる「新芽 アロエベラ」

古代より有用植物として信頼、愛用されてきたアロエ。アロエベラの葉にはビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類などの栄養素を含む、200種類もの美容成分が含まれています。

辿り着いた生産者は、環境や社会課題を意識、配慮した農家「しろう農園」が手塩にかけて育てたアロエベラ。ミネラル豊富な沖縄県・宮古島の土壌で、成長エネルギーをたっぷり蓄えたアロエベラの「新芽」のみを使用。

ほんのりピンクの液体がとても特徴的ですが、これは表皮に含まれるアロインという成分のため。皮や根っこ部分も丸ごと漬け込んで抽出することで、 美容成分をあますことなく凝縮しています。

肌荒れや潤いの不足している肌におすすめの美容液です。

mimi
mimi

私は夏の日焼けした肌にちょっと贅沢に使用。そのためか、乾燥がそこまでひどくなりませんでしたよ

「発酵米コウジ」

unito

1,870円(税込)/5ml、3,520円(税込)/10ml~

大分県産国東半島の地で、減農薬栽培で育った特別栽培米を使用。古代モチ米である赤米・緑米・紫米を独自ブレンドし、種皮や胚芽まで丸ごと抽出した「コウジ酸」に特化した原料美容液です。

古代もち米には豊富なポリフェノールが含まれ、乾燥した肌にみずみずしさとハリ感をもたらしてくれるとのこと、秋冬の肌に良さそうですね。さらにくすみが気になる肌や、肌のエイジングに悩む人へもおすすめの原料美容液です。

「茶実油」

unito

1,870円(税込)/5ml、3,520円(税込)/10ml~

最後に蓋をする役割で使いたいオイル「茶実油」。

静岡県の無農薬茶実を手作業で収穫し、コールドプレス製法で圧搾した、エキストラバージン茶実油。約1,000個の実からわずかしか取れない希少さも特徴です。

コエンザイムQ10やビタミンAなどの美容成分を豊富に含み、ハリとツヤを肌へ。肌の乾燥やゴワつき、年齢肌が気になるときに試したオイルです。

ブースターエッセンス

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1,800円(税込)/30ml、2,400円(税込)/50ml

ブースターと美容液は手の平の上で混ぜて使います。割合は5:5、半々が推奨されていますが、好みの割合を見つけるのもいいですね。

原料で選ぶ美容液ブランド「unito」を紹介しました。

自然派やオーガニックは優しい、というイメージがあります。でも実際に農家さんを訪れて、吉田さんが話した「そんな生易しいものじゃない、生命力に満ちたパワフルさがすごかった!効く無添加を目指したい」という言葉が印象に残っています。

知っているとちょっと鼻高々になる、そんな「本物志向」なブランドです。気になった方はぜひサイトを訪ねてみてくださいね!

【参照】化粧品の国内市場を調査
【参照】COLOR Again開発秘話|モーンガータ|PR TIMES
【参照】富士経済、スキンケア化粧品・フレグランスの国内市場調査結果を発表|日本経済新聞

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