たんぱく質やプロテインと聞くと、どうしてもジム通いのムキムキの人を想像してしまうという人、多いかもしれませんね。
なにを隠そう実は私もそうだったのですが、実は普通に日常をおくるなかでもプロテイン(たんぱく質)は必要不可欠な成分だと今は理解しています。髪や爪など体の細部にまでパワーを行きわたらせ、再生を促す重要な役割があるのです。
特に女性の皆さん、婦人科系の不調を抱えているとか慢性的なだるさがあるという方に、今回の記事は必見です!おすすめのブランドも紹介しています、ぜひ参考にしてくださいね。
たんぱく質不足が引き起こす不調
人の体の中で、たんぱく質がいかに重要なカギとなるかを知っていますか。
筋肉や肌、髪の毛、爪などのパーツを形成するだけでなく、身体機能を調整するホルモン、消化などをコントロールする酵素などもたんぱく質が材料になっています。さらにウイルスなどを撃退してくれる抗体も作ってくれるため、不足すると免疫機能の低下も!
快適で健やかな体を保つために、たんぱく質はなくてはならない存在と言えますね。
よく女性でダイエットしている人が、「たんぱく質は敵」みたいに避けているのは逆効果なのかも
また、特に現代の食生活、自分が食べているものを思い巡らせてみると、いかに偏った食生活を送っているか驚く人もいるかもしれません。
例えば、オイルたっぷりの揚げ物や炭水化物のオンパレードになっていませんか。疲れていると、どうしても手を抜きたいときもあります。ですがこういった食生活を続けると体脂肪は増えるものの、筋肉量は減少していく傾向があります。ときどきやせ型なのに、体脂肪で悩んでいる女性がいますが、たんぱく質不足が原因の可能性もあるかもしれません。
女性にたんぱく質を強く推したい理由
私がたんぱく質の重要性を知ったのが、こちらの一冊です。書籍タイトルの通り、生理・子宮・卵巣・骨盤を自分でよくするレッスンを提供しているmikaさんという方の、発信の内容がぎゅぎゅっと詰まったまさにバイブル!
ただ不調を改善するだけでなく、「不調は当たり前じゃない、生理痛があるのも当たり前じゃない(←あった人。汗)」ということを伝え、本来の体に(自分で)戻すことで幸せになるための本、なのです。
たんぱく質はコツコツと!効果的な飲み方も
たんぱく質は体内で蓄積できないため、毎日摂取するのが望ましいので習慣化するのが一番!
飲むタイミングとして推奨されているのは、一日の最初の食事のときと夜寝る前。という説もあれば、たんぱく質は摂取後から分解され続けるため、一日を通して均等に摂るのがいいという声もありますね。
特に朝いちは、一日をスムーズに動き出させるため、そして血糖値が跳ね上がるのを防げるためにも外したくないタイミングです。
私はできるだけ食事で摂るように!それなら図らずも3食分、少なくとも2食分は意識的に摂取できるので。でも書きながらプロテインを摂る必要性を感じています
プロテインの種類
プロテインの種類は大きくわけると、動物性と植物性の2種類。その違いはどのようなものでしょうか。大きな違いは体内への吸収スピードです。
動物由来のプロテインの代表的なホエイプロテインを挙げてみます。
牛乳に含まれているたんぱく質の割合は約20%がホエイ、約80%がカゼイン。カゼインは乳糖不耐症の人にとっては摂取できない成分です。そのためホエイプロテインがよく推奨されていますが、さらにホエイは水溶性成分のため、摂取後速やかに体内に吸収されるのです。
そして必須アミノ酸を豊富に含み、体内への効能がスピーディーに表れるのも強みであり特徴です。筋トレなど体を動かし、体作りをしている人へおすすめです。
対して植物由来のプロテイン。日本で多く出回っているのは、大豆(ソイ)由来のものです。その特徴としては消化吸収スピードが穏やかな分、腹持ちがいいこと。そして脂質が少ないため太りにくいと言えます。
もちろんベジタリアンやヴィーガンなど菜食の人への、積極的なたんぱく質補給にはマストアイテムですね!
プロテインの「甘さ」に気をつけて、添加物の有無も
市販のプロテインは甘い。飲みやすいようにか、かなり甘めだと思います。そのため体にいいのかが疑わしく、プロテイン(たんぱく質)の重要性を知りながらも、スーパーマーケットやコンビニなどで売られている商品には手を出しづらいと感じていました。
甘味の正体を知りたくて、サイトなどで見ていてもラベルや原料がすぐ出てこない商品紹介ページが多いですね(イラッ)!こういう不透明性が私はとても苦手。味つけしているものが大半なので添加物や甘味料はなにかしら入っているはずなのだから、堂々と提示すればいいのです。というかそういう透明性のあるもの作りをして欲しいし、そういう商品や企業を応援したいですね。
また「中国製原料使用」と明記している商品も多く、国産を求める人が多いのかもしれませんし、それはいい兆候だと言えますね!
さて甘味料についてですが、白砂糖はもちろんですが、実は人工甘味料も決しておすすめできるものではありません。
人工甘味料とは、化学的に合成されて作られた甘味料のこと。自然界には存在しない物質で、化学的に合成して作られるため合成甘味料とも呼ばれています。この甘味料のさらに気になるところは、白砂糖よりもうんと少ない量で、白砂糖よりもうんと甘くなるところ…!
なんで?…なんでなんで?
とはいえ、白砂糖も人工甘味料も絶対NGとは言えません。それぞれの本当に望むものを摂取することが大切なので。ただ、私はオーガニックマインドを軸とした当ブログを運営する立場からして、おすすめができないだけです。
例えばプロテインではないですが、お菓子などでよく「白砂糖不使用」と謳って人工甘味料を使用している商品もあるので、砂糖不使用なのに甘いものは注意が必要です。プロテインでもその点を意識するといいでしょう。
選びたいのは羅漢果など、天然由来の甘味料です。
これらを踏まえ、今回おすすめしたいプロテインを紹介します。なかには人工甘味料を使ったものもありますが、そのほかのこだわりから信頼に値すると判断したもののみに絞りました。
1. ホエイプロテイン グラスフェッド プレーン|動物由来
放牧で牧草のみを食べて、のびのびと育てられた牛のミルクを使って作られたもの。この飼育方法はグラフェッドと呼ばれています。しかもホルモン剤や遺伝子組み換え作物などは不使用で、厳しい基準をクリアしたホエイプロテインです。
飲みやすさのためにとさまざまな添加物を加えたものが多いなか、合成甘味料・合成香料・無添加が不使用なのも、かなりポイントが高いですね。とはいえ、プレーン以外にも色々と味つけされたものもあるので、気になるものを選んで!
甘過ぎないのも推したいポイント!
2. ボデイウィング ホエイプロテイン|動物由来
砂糖、合成甘味料、保存料、着色料、香料、増粘剤、消泡剤など一切無添加、ホルモン剤不使用のアメリカ牛の牛乳より作られた、自然派プロテインです。
また無添加と聞くと、たんぱく質の含有量も気になりますが(体に優しいものは効果も…汗)、たんぱく含有率は78%と高めなのも嬉しいですね。効果へも期待ができそうです。
3. タンパクオトメ|動物性&植物性
ホエイ&ソイのWたんぱくで、植物性と動物性のいいとこどりをした、特に女性におすすめのタンパクオトメ。低カロリー低糖質、かつ羅漢果使用で砂糖フリー!人工甘味料、人口着色料、保存料、乳化剤、カフェイン、グルテンなどもフリーです。
いいとこどりに惹かれて私も愛用!ちなみに「すこやか朝バナナ」はかなり濃厚。「ほんのりチャイ」も気になるー
植物性と動物性たんぱく質がバランスよく摂取できるこちら。動物性のみのたんぱく質に抵抗があるけれど、わかりやすい効果を得たい人にぜひ試して欲しいです。さらに味の種類も豊富で飽きず、限定ものなども展開しているのは人気のポイントです。
4. ドクターズ ナチュラル レシピ ボタニカルライフ プロテイン|植物性
飲みやすさが魅力の100%ソイプロテイン。甘味料、グルテン、香料、着色料、増粘剤、酸化防止剤が不使用で、 乳化剤は大豆由来のものを使用しています。また国内製造品なのも、選びたい理由のひとつです。
しかもアサイーやチアシード、キヌア、モリンガ、クコなどなんと19種類のスーパーフード、そして35素材の有機植物エキスを配合しています。プロテイン×スーパーフードという、トレンド感たっぷりなドリンクで女性に特に人気だとか。フラフト風のパッケージは、置いておくと絵になるオシャレさも女性受けの理由かもしれませんね。
5. 九州アミノシェイク ソフトプロテイン|植物性
農薬・化学肥料一切不使用の、九州産モリンガが配合された植物性ソフトプロテイン。
合成甘味料、香料、着色料、乳化剤、保存料、化学調味料、酸化防止剤、増粘剤、合成ビタミンの9フリーを実現した、頼れる存在です。味付けには黒糖と砂糖(てんさい由来)だけというシンプルさも本当に嬉しい!
フレーバーは「抹茶きなこ」「ほうじ茶きなこ」「ジンジャーショコラ」「塩カカオ」など、ほかではあまり見ないものばかりです。通常のフレーバーとは違うものが試してみたい人は、ぜひ「九州アミノシェイク ソフトプロテイン」を選択肢に検討してみましょう。
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