【2024年版】素材が気になるのはフライパンだけじゃない！おすすめPFAS・PFOA、ニッケルフリーの鍋3選

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おかげさまでよく読んでいただいている、PFAS・PFOAフリー、かつ鉛・カドミウムを使用していないことを基準に選んだフライパンの記事。毎日使う調理器具には気をつけている人が多いのでしょうね。

【2024年版】長く愛用したい！PFAS・PFOAフリーで安心して使えるフライパン5選

＊本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています＊一家に一本はあるフライパン！炒め物はもちろん、深めのフライパンならちょっとした煮物にも対応できて大活躍ですよね。ではそのフライパン、どのような基準で選びましたか。なんとなく家にあったから...

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2024.05.22

ですがもちろん、火にかけて使う調理器具はフライパンだけではありません。同じ理由で、素材を気にしたい調理器具に鍋もあります。

安心な素材の調理器具としてガラス鍋が勧められていることも多いですが、急激な加熱や冷却に弱い性質があり、使用法を誤ると調理中に爆発や割れる恐れがあると知り、そういう意味で安心安全と言い切りにくく今回は除外しています。

この記事ではフライパンの選択基準はそのままに、さらに今回は金属（ニッケル）フリーという視点も加えて、The Organic Mind（以下、オーガニックマインド）でおすすめしたい鍋を厳選しました。

土鍋

土鍋は金属製の有害物質を使用していないことから、安全面はバッチリと信じている人も多いでしょう。実際にそうだと言えます、ただし国産で作り手のハッキリしたものであれば…！

基本的にオーガニックマインドでは作り手さん、生産者さんを応援したい気持ちがあり、まず国産を。それだと選択肢が少ない場合は、外国産を紹介することもあります。

土鍋に関しては国産で十分な選択肢があるので、信頼の置ける確実な国産のみを厳選しました。

ただ、リーズナブルなものを求め過ぎるとよからぬものを掴んでしまう可能性が…！こちらのニュース、ご存じの方も多いかもしれません。ニトリで販売されていた土鍋から、有害化学物質である鉛やカドミウムが溶け出す騒ぎがありました。この後しっかり調査され、自主回収されています。

こちらの鍋は、新潟の業者が中国から輸入したものでした。どうやら工程の最後のうわぐすりをしっかり焼いていなかったことが原因だとか。大量生産の闇が、露呈するできごとでしたね。

商品情報詳細｜リコール情報サイト｜消費者庁

このサイトは、商品に関する何らかの欠陥、不具合、または品質上の理由等により、消費者が保有する商品に関して、事業者がその回収や無償修理など、または注意喚起を行っている情報を提供しています。

www.recall.caa.go.jp

とはいえやはり、土鍋はおすすめ！見た目も味があり、遠赤外線効果のおかげで煮込み料理以外にもお米を炊くなど用途も豊富です。検討するなら、ぜひ日本産の上質なものを…！

銀峯陶器「花三島 土鍋」

土鍋の絶対王者ロングセラーと言ったらこちら！

国産にこだわりつつ、手頃な価格のものをお探しですか。それなら日本製土鍋生産の全国シェア8割を誇る三重県四日市市の老舗メーカー「銀峯陶器」のものを。昭和7年創業の耐熱食器メーカーで、誰もが一度は目にしたことがある、花三島シリーズ（by GINPO）の製造元でもあります。

銀峯陶器は明治時代から地場産業として発展した萬古焼の窯元として、1932年の創業から4代にわたってものづくりを続けています。先人が築き上げてきた伝統を大切に、「伝統と革新」の精神の元、常に新しい価値を提供し続けているメーカーさんです。

信頼できるポイントは、原料選定から焼成までを国内の自社工場で一括生産している点、そしてどの製品も鉛やカドミウムを一切使わず生産している点です。

「花三島」シリーズはじめ、定番から新しい土鍋まで充実しています。

今回紹介する「花三島」の三島とは、赤土の素地に彫りを入れて白い化粧土を埋め込む技法のことです。素朴でありながら心が和む可愛さがあります。昔は家庭に一台と言えたくらい、馴染の鍋ではないでしょうか。

mimi

私の実家にもあります！家族でつつく鍋料理には、いつもこの鍋が

三鈴陶器「萬古焼 ご飯土鍋 3合炊き ブラウン 伊賀風

創業昭和41年の「三鈴陶器」は、萬古焼の窯元。定番の土鍋のほかに、最近のベストセラー「ごはん鍋」や、燻製ができる「くんせい鍋」、玄米用の「玄米ごはん鍋」など、窯元ならではの多様な品揃えも魅力です。

今回は一目見た瞬間に心掴まれた、こちらのご飯用土鍋を紹介します。

丸く優しい印象の可愛い土鍋ですが、このフォルムは見た目だけではありません。この形のおかげで、米の対流を促しご飯をより一層美味しく炊き上げてくれるのです。

セラミック

セラミックとは高熱処理を施した陶磁器のこと。セラミックの大きな特徴は耐熱性の高さです。400℃まで加熱しても有害物質が溶け出すことのない、強度の高い素材なのです。

多くのセラミック鍋は、アルミなどの素材にセラミックをコーティングしたものですが、今回はセラミック100%の鍋を見つけたため、紹介します。

東彼セラミックス「ニュートーセラム鍋 24センチ 深型」

東彼（とうひ）セラミックスは、ニューセラミック製品のメーカー。長崎県東部の大村湾に面した東彼杵町（ひがしそのぎちょう）に位置しています。

同メーカーの「ニュートーセラム鍋・TSP シリーズ」は、ココットタイプのデザインに仕上げられたニューセラミック100％の鍋！ビジュアルのクラシックなレトロさも魅力です。

大きな特長は700℃の熱衝撃に耐えられるという点。なかなかそれほどの高温で調理することはありませんが、もし誤って空焚きしても割れないというのは安心感がありますね。

またニュートーセラム鍋は、蓄熱性の高さも特長。一旦温まると中火で十分料理をすることができるほど！そのため、調理後約40分は温め直しが不要という省エネ鍋でもあります。