【2023年版 コーヒーフィルター ※追加!】ごみを最小限にコーヒーを楽しむアイテム6選

コーヒーフィルター ゼロウェイスト

皆さんは、家でどのようにコーヒーを楽しんでいますか。

コーヒーフィルターを使って、ドリップバッグやコーヒーバッグで、もしかしたらインスタントコーヒーの人もいるかもしれませんね。

今回はコーヒーフィルターをよりエコに、ごみを出さずに楽しむヒント(アイテム)をご紹介!一般的なペーパーフィルターを使うと、その都度ごみを出してしまいますよね。

できるだけ環境に配慮した道具をそろえて、毎日の一杯を心地よく楽しみませんか。

コーヒーを楽しむなら環境にも優しい選択を

コーヒーフィルター

コーヒーのない生活は考えられない、という人も多いかもしれません。

起きてまず一杯、仕事のブレイクに一杯、おやつとともに一杯と毎日数杯は飲んでいる人もいるでしょう。

とても身近なコーヒーですが、それらがどこからどのようにやってきて私たちの手に入るのかを考えたことがありますか。

実はこれほど身近な存在にもかかわらず、コーヒー豆は日本ではほとんど採れません。そしてその栽培方法の裏に実は、過酷な労働環境の実態が隠れていること。またコーヒーと一緒に飲む牛乳は環境問題との関わりが深いと知っていますか。

それらについては以前記事にしています。下記に貼っておきますので、興味がわけばぜひ読んでみてくださいね(※)。

このように、コーヒー一杯の裏にさまざまな課題があるのですね。

今回は、私たち一人ひとりが簡単にできることから紹介します。

それはコーヒーを淹れる際に、なるべくごみを出さない、ペーパー(紙)レスなコーヒーフィルターやアイテムを使うこと。

ちなみに紙フィルターを使うなら、無漂白のものを選べばコンポストに生ごみと一緒に入れることが可能でとってもエコ!ただ、無漂白のフィルターは簡単に手に入りにくいというデメリットも…。

毎日のことだからこそ、それらを見直し選びなおすことでごみを減らした人と環境に優しい暮らしに近づきます。

ごみの出ないコーヒーフィルター、選択肢の種類

コーヒーを淹れるのに最も簡単に、そして安価で手に入るのが、プラスチックのドリッパー&紙のフィルターではないでしょうか。どちらも百均で購入できる手軽さが魅力です。

ですがプラスチックも紙も、できれば使用頻度を少なくしたい素材のひとつ。では代わりにどのような素材のものがあるか見ていきましょう。

【ステンレスフィルター】
繰り返し使える。そのまま立つ自立型とそうでないものがある。見た目がスタイリッシュ
【セラミック】
繰り返し使える。メンテナンスが面倒と感じる人も
【ネル/リネン】
布タイプの本格派。味に違いがでるとこだわり派が多く選ぶ。ただ手間がかかる
【フレンチプレス】
ドリップフィルターの代替案ではないけれど、ごみを出さずに淹れる方法
【モカ】
こちらもドリップコーヒーとは異なる抽出法。イタリア人が愛用するアイテム
この5種類が主な代替案です。
いずれもメリットやデメリットがありますが、これらのアイテムを使う主なデメリットはやはり手間がかかる、面倒だから…。その点で、手軽さではステンレスに軍配が上がります。
後は、それぞれの素材に対する好みなどもありますので、これから紹介するアイテムより気になるものをチェックしてみてはいかがでしょうか。

1. KINTO (キントー)「SCS コーヒーカラフェセット」

 

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コーヒーラバーのあいだで圧倒的な信頼感のある、KINTO。

ハンドドリップで淹れる一杯を、ゆったりと楽しむために生まれたブランドで、洗練されたデザインやフォルムが特徴的です。

こちらのカラフェセットはビギナーさんにピッタリの、スターターキット。カラフェにフィルター、ホルダーがセットになっているのではじめやすいですよね!

もちろん繰り返し使えるステンレスフィルターでペーパーフィルターは不要、耐熱ガラスポットにたっぷりと2杯分、抽出できます。また抽出後のフィルターを置く、ホルダーにはコーヒーの粉の量が計れる目盛り付きでとっても便利。

さらに各パーツは、すべて重ねてカラフェにひとまとめに収納できます。

上質なコーヒー時間を演出するカラフェのセット。持っているだけで鼻高々になりそうですね。贈り物にも喜ばれそう!

2. HARIO(ハリオ)「カフェオールドリッパー BATON」

 

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同じくコーヒーラバー、そしてカフェなどでのプロフェッショナルな使用も多いHARIO。

今回紹介するのは、環境に配慮した素材を使用したHARIO BATONシリーズです。

「豊かな自然のある、美味しいコーヒーを楽しめる未来へ『BATON』をつないでいきたいと
いう願い」から生まれました。

通常なら廃棄してしまう、抽出後のコーヒー粉といった天然系素材を使用することで、プラスチックの使用量を約50%削減した製品なのです。

コーヒーオイルが抽出できる特殊ステンレスメッシュのペーパーレスドリッパーで、1~4杯分が抽出可能。ドリッパーの内側のメモリで、コーヒー粉の量が図れます。

3. Ceraful(セラフル)「セラミック ドリッパー (セット)」

Ceraful

画像出典:amazon

セラミック製を探していて、そのスタイリッシュな見た目に心奪われたのがこちら!

セラミックでできたものは大きめのものが多いなか、こちらはコンパクトで軽く、お手入れも簡単。一杯ずつ楽しんで淹れるのにピッタリなサイズ感です。

Cerafulはアルミナ鉱石を主原料とした多孔質セラミックスフィルター。400年以上の歴史を持つ長崎「波佐見焼」の伝統と、最先端の多孔質セラミック技術が融合して生まれたアイテムなのですね。

使い始めはコーヒーの粉が詰まって出にくい、という声もありますが、使い続けるほどに通りがよくなるとのこと。雑味のないクリアな味わいのコーヒーが味わえます。参考にしてみてくださいね!

4. ユルクル「柿渋 リネン コーヒーフィルター」

 

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「サステナブルに暮らしたい」の著者、そして「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を翻訳し日本にその概念を広めた服部雄一郎さんのブログでも紹介されていた、「柿渋リネン」のコーヒーフィルター。

こちらは、四国最南端・土佐清水市で自分達が使いたいモノを優しい素材で、シンプルにひとつひとつ作られているユルクルのもの。自然とのつながりの中で 「ゆる~く」「クルクル」に生きるスタイルを提案されているそうです。素敵!

自然の素材、というのはそれだけでありがたいのですが、同アイテムは機能性もバッチリ!柿渋の抗菌作用はもちろん、乾きも早いため洗って乾かして使うことが負担になりにくいと柿渋の強みが生かされています。

5.SUS COFFEE「フレンチプレス」


フレンチプレスはコーヒーの粉とお湯を注いでコーヒーを抽出する道具のこと。

淹れ方に技術が要らないので、コーヒービギナーでも簡単に美味しい一杯を楽しむことができます。

さらにこちらのSUS COFFEEは、コーヒーかすを再利用してプラスチックを削減。地球環境に優しく、また見た目もオシャレなのが嬉しいポイントです。

使った後は、簡単に分解できて清潔に保つことができます。

またこちらの売り上げの一部は「TABLE FOR TWO」を通して、発展途上国に寄付されるなどサステナブルな循環を目指した取り組みを行っています。

 

6.ビアレッティ「マキネッタ」

ビアレッティ

画像出典:amazon

髭おじさんのトレードマークでおなじみ、イタリアの老舗ビアレッティ。イタリア人なら誰でも知っていると言われる「小さなエスプレッソマシン」という名前のモカエキスプレス、通称「マキネッタ」が、この会社を一躍有名にしました。

日本でもこのロゴやコンパクトだけれどいかにも美味しい一杯を淹れてくれそうなフォルムに、見覚えがある人もいるのでは?

マキネッタは沸騰させた水の気圧を利用してコーヒーを抽出する直火式のマシンで、イタリア流の濃厚なエスプレッソを簡単に楽しめます。そのままで飲むのはもちろん、深みがある味わいのエスプレッソはミルクで割るとマイルドな口当たりに!

mimi
mimi

ちなみにイタリアンと暮らしていた頃、朝食後にはそろいもそろってこのマキネッタでエスプレッソを淹れていた彼らを思い出す。笑

 

 

番外編!「アラムエスプレッソメーカー」

コーヒーフィルター

タイの田舎町、クラビという町の素敵なカフェで初めて出会い知った、こちらのエスプレッソメーカー!電気もフィルターも不要で、少ない力で極上のエスプレッソが抽出できるマシンです。

エシカルでもあるし、本格派なのが嬉しい一台!しかも本体は一つひとつ職人さんによる丁寧な手仕事とのこと、ますます気になる存在になりました。

実際にこのマシンで淹れてもらいましたが、美しいクレマの乗ったエスプレッソに仕上がっており感動しました。

コーヒーフィルター

3層にキレイに分かれたエスプレッソ

実施したクラウドファンデイングでは、かなり支援されていたようですね!それほど、このマシンに期待した人が多かったのでしょう。今は在庫切れのようですが、ぜひ注目しておきたいアイテムです(2023/4/3)。

今回は、ごみをなるべく出さずにコーヒーを淹れる方法を紹介しました。

気になる素材やスタイルから、自分の好みに合った一点を見つけてみてはいかがでしょうか。毎日のコーヒータイムが、より上質で至福のひとときに変わるはず…!

(※)

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