コスメロスをご存じですか。
同ブログのなかで一番読まれているのが、実はこちらのコスメロスの記事。
つまり化粧品を使い切れずに処分している、もしくは捨てるに捨てられずに困っている人が多いのかなと感じています。
一番の解決法は、もちろん使い切ることですがそれができたら困りませんよね。もしくは美容やメイクをしないこと。とはいえメイクは楽しみのひとつという人、そして美容に関しては必須と感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、私たちが個人単位でできるコスメロスを減らす方法を4つ考えました。
参考になることがあればぜひ取り入れてみてくださいね!
※同記事では「コスメ」とはメイク道具とスキンケアを網羅した化粧品を指します
1. 本当に必要なものだけを購入する
一番簡単で、これさえできれば本当はコスメロスは起きないはずのこと。
「本当に必要なものだけを購入する」
こう言ってしまうと身も蓋もありませんが…。苦笑
ただそこを意識しているかしていないかで、実際の行動まで変わってしまうのです。
「ま、いっか。使ってみて気に入らなかったら捨てれば」。
もしこうした考えを持っているなら、「私に合うものだけを買って使い切る」に上書きを。大量生産大量消費の消費社会が生み出した産物とも言える考えは手放しましょう。
また、本当に必要なものだけ買うためにできること、それは「自分に合うものを知ること」です。
色味にしても質感(テクスチャ)にしても、自分に合うものを見極めること。そのために、例えばカラーチェックなどで自分の肌の色などを知り、専門家などから合う色味のアドバイスをもらうのも一案です。
新しくチャレンジする色なら少量を、ヘビロテアイテムであれば大きいサイズをなどとものによって買いわけるのも大切です。
そうして見極めを続けるうち、自分の肌に合う原料がわかるとなお無駄のないアイテム選びができるはず!
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例えばこちらの「unito」さんは、原料単位で選べるシンプルさが特徴です。さらに5ml、10mlと量り売り式なので、最初は気になる原料を少量でお試し、という使い方もできますよ。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね!
2. 自分にあったブランドを見つける
1に通じるものがありますが、さらに具体的に「これ!」といったブランドを見つけておくこともコスメロスの対策に一役買うはずです。
そのポイントは2つ。
「そのブランドが無条件に好き!」
「作り手の思い(考え方)に共感できる」
無条件に好きなブランドや、作り手の思いに共感できるアイテムなら、意識しなくても使い切ろうと前向きになるものです。
もちろんコスメやスキンケアは直接肌に乗せるものなので、サンプルや少量で実際に使ってみてからお気に入りとして購入すること。ブランド名が好き、CMの女優さんが好き、というミーハー心で選ぶのとはまた違う話です。
3. 化粧品を手作りする
本格的に自分の肌やコスメと向き合いたい、コスメロスを出したくないと考えているのであれば、化粧品そのものを手作りすることもできます。
スキンケアであれば、家にあるものやドラッグストアで買えるもの(植物性グリセリンやセ蒸留水)をベースに好きなエッセンシャルオイル(精油)を加えて作ることができます。
防腐剤など添加物を加えないため、保存期間は短めですが、その分肌には優しくそのとき必要な量だけ作れるのも魅力です。
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また手作りコスメとして「Shiina Cosmetics」からはリップキットが販売されています。
しかもこちら、一度購入するとレシピや作り方を教えてくれるので、次回からは自分で材料を調達したり色味を変えたりしてずっと作ることができてとってもサステナブル!

原料は少し多めなので仕上がりは約1.5個分くらいに

しかも私はチークにも使っていてマルチに活躍してくれる!
※手作りコスメの記事はまたあらためて!
4. 使い切れなかったものはアップサイクルする
どうしても使い切れなかった場合は、専門業者にお任せしてコスメのアップサイクルを!カラフルな色のコスメが、インクやクレヨンなどのアイテムに生まれ変わります。
詳しくはこちらを参考にしてくださいね。
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今回は、コスメロスの対策として私たちひとりでもできることを紹介しました。
難しいこと抜きに、考え方を変えるだけでもアクションまで変わります。
ごみをなるべく出さない「ゼロ・ウェイスト」の視点で、身の回りのことを一つひとつ丁寧に選んでいきたいですね。
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